ARMAND ROUSSEAU / アルマン・ルソー

フランス・ブルゴーニュ・ワインドメーヌ。 ナポレオンがこよなく愛したということで有名なシャンベルタン、それがジュヴレ・シャンベルタン村。このジュヴレ・シャンベルタン村のワインを蘇らせた奇跡の人が、アルマン・ルソーです。 今も知名度、人気は抜群に高いジュヴレ・シャンベルタンですが、その人気は昔から高く「ジュヴレ・シャンベルタン」という名前さえついていればどんなワインでも売れました。ところが、この知名度にアグラをかいた心ない生産者によって不正なブレンドワインが横行し始めます。不正なブレンドによって「美味しくないジュヴレ・シャンベルタン」にされてしまうのを防ぐために、立ち上がったのが、アルマン・ルソーです。設備を整え、自らの蔵で醸造したワインをそのままボトル詰めまで行いました。ブレンドされない「美味しいジュヴレ・シャンベルタン」をこの世に送り出したのです。 ドメーヌ・アルマン・ルソーにとってワイン造りとは「こちらがアペラシオンの特徴を表現するものではなく、土壌の方から語りかけてくるものである」と言います。土壌本来の力に任せるため20年前から肥料を使用していません。また、農薬もボルドー液や硫黄など昔から伝わるものを選んでいます。他の造り手と比べて収穫が早いことでも知られており、よく熟しつつ香りと味が最もよい時に収穫しています。年によっては淡い色合いになることもありますが、抽出は自然に任せたものにすることで真のテロワールが表現できる、としてます。エレガンスを極めるジュヴレイのお手本となるワインを毎年産み出しています。